さげもん風習由来
こんにちは、伯舟観光の椛島です。
今、柳川では「さげもんめぐり」が行われています。
先日書いたブログでは由来の説明を行いましたが、本日は1つ1つの意味を説明いたします。
・蝉(せみ) 土の中に何年もいて、辛抱の象徴、元気な産声
・鼠(ねずみ) 子沢山
・蝶(ちょう) 蛹から蝶へ。きれいに着飾らせて嫁に出したい親心
・兎(うさぎ) おとなしく、でも雪山を元気に遊びまわる
・猿(さる) 子どもを大事にする。元気に遊びまわる
・鳩(カナリヤ) 幸せと平和のシンボル(美しい歌声)
・ひよこ かわいらしさ、あどけなさ
・鶏(にわとり) 朝、早起きで、つがいで仲良く卵を温め育てる
・鶴(亀) 長生き
・唐辛子(とうがらし) 小さくても、ぴりっとしている
・梅(花) 寒さに耐えて、春にさきがけて咲く
・桜 みんなを楽しませる
・桃(実) 完成
・みかん 城内の宮川家のみかん
・桔梗(ききょう) ものしずかで、上品な花
・おくるみ人形 生まれたばかりで、かわいい赤ちゃん
・這い人形 生まれて、はいはいするようになった親の喜び
・袖振り人形 「はえば立つ。立てば歩け」の親心
・三番叟(さんばんそう)祝いの席の舞
・おかめ 女は愛嬌美人になりますように
・瓢箪(ひょうたん) 無病息災
・宝袋 心の豊かさ
・蛤(はまぐり) 二夫にまみえず
・金魚(きんぎょ) ゆるやかに泳いで、人の目を楽しませる。
・海老(えび) 年老いて、腰が曲がってもなお元気
(柳川では海老ではなく、イチゴになります 栄養豊富で春をつげる)
このように、一つ一つにはちゃんと意味があり、ひな壇の左右に飾られます。
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